感染の危険があること(バイオハザード)

患者さんの血液や尿などから、看護士や技師が生物学的な感染を受けることがあります。もちろん手袋などをしたり、注射の針には気をつけたりと、最大限の注意はしています。しかし、年に数件程度は、どうしても起こってしまう事件です。

感染の問題は、患者さんに直接被害があるわけではないので、安心してくださいね。これは、私たち自身が気をつけなければならないことです。

病院の仕事に就いてから最初のうちは、作業にも環境にもまだ慣れていないので、いつも以上に緊張しています。これは良くないことのようにも思えますが、実は、数年たってだんだん慣れてきたころのほうが危険なんです。

そろそろ作業の進め方も手際がよくなってきて、余裕を持って仕事に取り組めるので、かえって気持ちがゆるんでしまうのです。感染の事故を起こしてしまった人も、ベテランの方が多いんです。初心者だったら間違えないようなことを、ついうっかりミスしてしまったりします。

もし臨床化学の分野に興味があって、こういった方面の仕事に就きたいと考えている人がいたら、このことをぜひ心にとどめておいてくださいね。