学会での活動があまり活発ではないこと

医学や化学の世界では、学会の活動が非常に活発です。それは純粋な学問領域として自然や人体を探求するという精神によるところが大きいと思います。

しかし、臨床化学の分野では、実学という側面が強いので、そういった研究活動に関する興味・関心がうすいです。食べていく上での単なる1つの仕事という意識でいる人が多いのです。

学会も一応あることにはありますが、それも、最初にプログラムなどをある程度準備してしまい、それに合わせて後から発表してくれる人を募るというような感じに思えます。

もちろん、そうではない優れた発表もありますが、そうではないものが圧倒的です。たまたまこんなことをしたら、たまたまこんな結果になった、というようなレベルの発表なのです。

もっと体系的に、理論づけて行われた研究活動が、たくさん発表されるようになるといいと思います。そして議論が活発に行われ、臨床化学がどんどん発展していくことを強く望んでいます。