臨床化学(りんしょうかがく)とは?

臨床化学とは、患者さんが健康かどうかを知るためのものです。

患者さんの病気を治すのが医学で、物質の根源を知るのが化学です。この両者を組み合わせたのが医化学です。どちらかと言えば純粋な学問という意味合いの強かったこの医化学をさらに発展させて、より一層患者さんの立場にたった見方を大切にするようになったのが、臨床化学です。

単に患者さんの血液や尿など(検体といいます)を機械に入れてスイッチを押して終わり、というのではなく、調べた結果からどのような病気が疑われるのか?ということをしっかりと考える必要があるのです。そしてそのためには、生物学や化学の知識、そして医療現場での実戦経験が必要になります。

これは高等学校で学ぶものを基礎にして、専門学校や大学でさらに学びを続け、病院などで実際に研修を受けることによって初めて身につきます。その成果を認めてもらうために、国家資格をとることもできます。その後、全国の病院や検査施設などで、臨床化学の力を患者さんのために役立てることになります。